乳がんライフ  ゆるゆる治療と暮らしの日記

左乳房のHER2、エストロゲン陽性 乳ガンステージ1(浸潤性乳管癌 invasive ductal carcinoma, IDC)。2021年10月に乳ガンと診断され、2022年1月に部分切除の手術を受けました。自分の備忘録なので、だらだらと文章が長く、面白くもないと思いますが、もし同病の方の参考にでもなればと思い、公開しています。コメント歓迎! \(^^)/

手術から1年! パクリタキセル終了後 227日目 放射線終了後 150日目

 1月14日、土曜日。お天気悪くて一日家で過ごした。

 今日は手術からちょうど1年。長かったような短かったような、でもやっぱり長かったな〜と思う。手術した胸は、マッサージの効果で、大きなシワは少しずつ浅くなってきた。切ったところ全体の中身が少し硬くなっていて、そこが痒いようなむずむずするような感じがある。手術って、やっぱり深くて大きい傷なのね、と思う。

 手術した時は、その後の治療や、自分がどんな状態になるのか、全くの手探りだった。病棟の廊下に置いてあるがん患者用の情報パンフレットを集めて読んだなあ。ウィッグや下着のカタログも集めたっけ。

 1年経って、みんなから「大変な2022年だったね、よく頑張ったね」と言われる。確かに、仕事やそのほかの生活と調整しながら病院にせっせと通い、真面目に治療を受ける日々だった。でも、「ひどい一年だった」とか「つらい一年だった」とは思わない自分がいる。

 治療にはお金も労力も時間もかかってるけど、痛い思い・苦しい思いをしていないので、こうやって脳天気にいられるんだよね。副作用はあれこれあったけど、吐き気や食欲不振とか体力の低下に悩まされることがなく、日常生活を普通に送れて、散歩やサイクリング、山歩きなど、体を使う趣味も変わらずできたことは本当によかった。こんなに普通に過ごせるとは思わなかったもん。体調が悪くないから、QoLが落ちなかった。

 決められた日時に「先生」のいるところに通って、一つずつやるべきことをこなしていくという意味では、学校みたい、と思う。それをやっていることに、充実感もあった。

 まだ治療が一段落するまで2ヶ月ぐらいかかるけど、この治療が終わって、検査が終わったら、どんな心境になるのだろう。検査の結果によって違うと思うけど、「治療」という大事業がめでたく終わったら? その時の自分が想像できない!!!