12月31日、午前中はもう一度、年越しのお買い物。なんだかんだとまたものすごく買っちゃった。スーパーの「お正月」戦略にものの見事にはまって、アワビとか、刺身とか、ハムのかたまりとか、見るとやっぱり「ご馳走」感が欲しくてドバドバ買っちゃったよ〜。牛乳やビール(ノンアル、アルの両方)も数日分買ったから、もうすごい重量で、夫が背負ってくれた。うちは買い物は基本的に夫担当で、ほぼ毎日、近所の生協スーパーに通っている。買い物大好きなんだよね。
さて、今日で2022年も終わりってことで、振り返ってみる…のも…なんだかなあ…の一年だなあ。治療に明け暮れたのは間違いないけど、意外と普通な一年でもあった。思えば昨年末は父の入院、自分の病気、母の健忘症の急激な悪化、夫の持病のうつ、そしてまだまだおさまらないコロナで、とにかくどうなるのか全然わからない状況だった。
過ぎてみれば…父は退院し、両親は徐々に弱りながらも二人でちゃんと暮らしている。兄もよく実家を見てくれるようになり、叔父も見守ってくれている。夫は前半不調だったが、新しい薬を飲むようになって安定してきた。秋は目の手術でちょっと大変だったけど、職場の理解(これほんとに重要)があり、ペースを取り戻しつつある。
自分の病気は、手術の結果、ステージが前診断より良かったし、手術でも化学療法や放射線治療でも、体調の悪化なく(!)過ごせた。がん患者って、ほんとにこんなに元気でいいの?と思うくらい体力が落ちなかった💪。毎週の化学療法、毎日の放射線治療で、病院通いが忙しくて、仕事も趣味もセーブする時期があったが、3週間に1回の治療までこぎつけて、ほぼ平常通り。散歩や山歩きも普通に継続できたのは本当に嬉しい。
唯一、残念なのは、自分の治療とコロナで全然実家に行けなかったこと。「県外に出たら2週間は基本的に来院禁止」というルールを一応遵守すると、毎週の化学療法があるうちは無理。8月に放射線が終わってからも、9月・10月は夫の目の入院があったりで、なかなかいけず、結局11月になっちゃった。
いろいろと考え始めるとキリがないけど、ゆるゆるとそれなりに過ごせたと思う。
午後は1時間半ぐらい雪中徒歩散歩。足跡がほとんどなくて、やっぱり大晦日にこんなところ歩かないよね、と思っていたら、水鳥がたくさんきている貯水池で知り合いに会ってしまった! ミコアイサの写真を撮りにきたそうだ。ひとしきり鳥談義、また来年、よろしくと挨拶を交わして別れた。
夜は夫作の肉団子鍋。年越し蕎麦もサラッと食べて、カウントダウン。来年も家族や友達と和やかに過ごせますように。