乳がんライフ  ゆるゆる治療と暮らしの日記

左乳房のHER2、エストロゲン陽性 乳ガンステージ1(浸潤性乳管癌 invasive ductal carcinoma, IDC)。2021年10月に乳ガンと診断され、2022年1月に部分切除の手術を受けました。自分の備忘録なので、だらだらと文章が長く、面白くもないと思いますが、もし同病の方の参考にでもなればと思い、公開しています。コメント歓迎! \(^^)/

パクリタキセル終了後 124日目 放射線終了後 47日目 「がん防災」!?

  月曜日。今日は薄曇りだけど、やっぱりいい天気。

 朝イチで「がん防災」というのをやっていた。がんになった時に備えていろいろな心得やノウハウ。

  1. 正しい情報:私は最初からH病院の診断と治療方針に従うつもりでいたから、民間療法には全く興味なかった。確かにネットには情報が溢れている。私もとにかく検索しまくったが、その中で、治療法や薬、病状、副作用などについては、がん研などの専門病院の情報を頼った。もう一つの情報源は、逆に全く個人の、がん患者さんたちのブログ。自分と同じタイプ・ステージで、同じ治療をした患者さんのブログが本当に参考になった。例えば、足の痺れを避けられたのは、ブログのおかげだと思っている。そこで治療の際に参考にしたいことは、医師にちゃんと聞いて、OKをもらえたら実行している。そのほか、アピアランス、つまりウィッグや美容系のこと、下着のことなどは本当に参考になる。
  2. がん相談支援センター:H病院にもがん・サロンがあり、治療開始直前に思い切って一度お邪魔した。主にウィッグについて相談して、シャンプーや手入れ用品には「慌てて高額のものを買う必要はない。今までと同じものをまずは使って大丈夫!」ということがわかって、目から鱗が落ちた気がした。一度行ったことで、何かあったらまたこよう、と気軽になった(行ってないけど)。テレビでは相談に行く人が少ないと話しているが、患者にすると、いくら「タダで、なんでも話せます、待っています」とポスターで見ても、見知らぬ他人な訳だし、最初は敷居が高いんだよね…。
  3. 家族への伝え方:私は今も両親には伝えていない。病気が判明した頃、90過ぎた父が心臓と腎臓の不調で入院。命に関わるかもしれない状態だった。母はそのことでものすごく動揺し、ちょっといつもと違う状態になった。母は腰の圧迫骨折も判明し、心も体も弱っている。遠方で、コロナでほとんど会えない状態。現状では、電話で伝えるしかないし、それは動揺させるだけだと思う。また、親の応援とか、支えとか、気持ちだけだろうがなんだろうが、望めるような場合じゃない、というのが私の判断。兄にはすぐに伝えて、折に触れて励ましてもらっている。親には治療が一段落したら、伝えようと思っている。
  4. 周囲に伝えるコツ:付箋を使う方法。伝える人、伝えない人、助けてほしいことを書き出し、誰に何をしてほしいか(してほしくないか)、どこまで病気の詳細を伝えるかを合わせていく、というやり方。これは「なった時に知っておきたかった!」と思うような方法だった! 頭の中で分類はしたけど、そこまではっきりと整理できなかったなあ。確かに頭だけで考えるより、楽にまとまりそう。

 「書くことはいい」という話だったが、私もそれはこのブログでも感じているし、紙の「がん治療日記」もつけている。