乳がんライフ  ゆるゆる治療と暮らしの日記

左乳房のHER2、エストロゲン陽性 乳ガンステージ1(浸潤性乳管癌 invasive ductal carcinoma, IDC)。2021年10月に乳ガンと診断され、2022年1月に部分切除の手術を受けました。自分の備忘録なので、だらだらと文章が長く、面白くもないと思いますが、もし同病の方の参考にでもなればと思い、公開しています。コメント歓迎! \(^^)/

パクリタキセルの副作用であるしびれ予防:冷却!

  パクリタキセルは副作用で手足に痺れが出ることが多いらしい。指がうまく動かなかったり、歩きづらくなったりするのはとっても困る。爪にもダメージがあり、ひどいと剥がれてしまう。しびれ予防に先生が漢方薬ツムラの107番)を処方してくださるので、それももちろん飲んでいるが、同じタイプの乳がんで、同じ治療をしている患者さんのブログで、「冷やす」という予防の仕方を知った。民間療法のようなものではなくて、ちゃんと医学的に証明された治療法だ。

https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2017-10-16

https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/154/5/154_245/_pdf

 手足の冷却用のグローブや保冷剤も実用化していて、病院によっては患者に提供しているらしいが、私の病院では、爪や皮膚が剥がれるなど、重症の場合のみ対応しているとのこと。実際、冷却でそういう症状は改善される、と看護師さんは言っていた。それなら、ぜひやりたいところだが、専用のグローブなどは自分で揃えるにはかなり高額。

 そこで、先のブログの「先輩」のやり方を参考に、自分で「なんちゃって冷却グローブ」を作り、アイスノン(ベルト付きの小型のもの)と保冷剤で冷やしてみることにした。(もちろん主治医の許可もらいました)

 足の方は、中綿が入ったキルトを二重にして、間に保冷シートを挟み、袋状に縫って、口が絞れるようにコードを入れた。(目分量なので左右で微妙に大きさが違う 😅)手の方は、百均のペットボトルの保冷袋をそのまま利用。

 

 

 

 脱毛も冷却である程度抑えられるらしい。でも、頭全体を毎回冷やすのは大変だし、「そのまま」でいられるほどの効果はないみたい。脱毛はとっても大きい副作用ではあるけど、動作や生活に支障をきたすわけじゃないから、甘んじる。

 4回目まで終わったところでは、痺れや違和感は全くなく、爪の変化もない。普通は5、6回目から出るとのことだ。勝負はこれから! 少しでも予防・緩和できることを祈って、続けよう。