乳がんライフ  ゆるゆる治療と暮らしの日記

左乳房のHER2、エストロゲン陽性 乳ガンステージ1(浸潤性乳管癌 invasive ductal carcinoma, IDC)。2021年10月に乳ガンと診断され、2022年1月に部分切除の手術を受けました。自分の備忘録なので、だらだらと文章が長く、面白くもないと思いますが、もし同病の方の参考にでもなればと思い、公開しています。コメント歓迎! \(^^)/

パクリタキセル 終了後 80日目 放射線終了後 3日目

 土曜日。雨の予報だったが、曇り、夕方は降ったり止んだり。

 今日は友人故Cさんの納骨式だった。彼女も乳ガンだった。脳と骨に転移して、長く闘病していたが、昨年夏に旅立った。その頃は「乳ガンって多いし、自分もなるかもしれない」と常識的には思いつつ、全然現実的ではなかったな〜。Cさんは病気で引きこもることなく、できるだけ活動を続け、外に出ていた。ご主人様の全力のサポートもあって、体が弱っても、好きなことをして、生き生きとしていた。病が進み、起きられなくなっても最期までご自宅で過ごして、ご主人様の腕の中で眠りについた。コロナの時代になって、ドクターストップで人が集まるところに出られなくなって、外出しての活動ができなくなり、私たちも感染させるのを恐れて会いに行けなかったのが本当に残念でならない。

 Cさんのお骨は一年間お家で過ごして、今日、納骨。緑あふれる墓地で、お骨をお墓に納めるときに、すっと日差しが出て、Cさんのご遺灰が真っ白に舞い上がり、ふわふわと漂っていった。そうそう、好きなところに飛んでいって、好きな人と過ごしてね。わたしはもっともっと一緒にいろんなことをしたかったけど、あなたは思いっきり生きたよね。あなたが先に生きてくれたから、わたし、この病気が怖くないよ。どうか軽やかに、自由に伸び伸びと、あの笑顔でいてね。