乳がんライフ  ゆるゆる治療と暮らしの日記

左乳房のHER2、エストロゲン陽性 乳ガンステージ1(浸潤性乳管癌 invasive ductal carcinoma, IDC)。2021年10月に乳ガンと診断され、2022年1月に部分切除の手術を受けました。自分の備忘録なので、だらだらと文章が長く、面白くもないと思いますが、もし同病の方の参考にでもなればと思い、公開しています。コメント歓迎! \(^^)/

手術準備

 1月7日 入院に向けた検査などなど。まずは朝イチ、8時半受付(雪でタクシーがな全く呼べず、K鉄道にしたので、10分ほど遅刻…)でPCR検査を受ける(午後に電話あり、陰性)それから11月にも受けた全身麻酔用の一連の検査(採血、採尿、心電図、肺活量、肺のレントゲン)を受け、入院に関することを「相談室」で話し、外科外来に戻る。本当に「ミッションコンプリート」って感じ。

 看護師さんから今回の入院についての具体的な内容を伺い、揃えるものやレンタルの入院セットのことなども細かくお話があった。前に網膜剥離の手術をしたときは、「日程表」みたいなものはなかったけど、今回は毎日の細かい日程が入ったスケジュール表があり、すごくわかりやすい。(ちなみに、当時は入院セットもなかった)術後は2、3日で退院して、普段と全く同じ生活で大丈夫、仕事も特に体を使う仕事でなければ、問題なくできるでしょう、とのことだったので、安心した。ここまで終了して11時半。

 手術の説明を聞き、同意書にサインするために、夫が来るのを待ちながら、入院セットの申込書をもらいに行き、Wifiが使えるかなど試した。12時10分ごろ夫到着、外科外来に戻ってS先生のお話を聞く。どこをどう切るか、と言うような、手術の具体的な図解説明と、ありうる合併症などなどの説明があり、サイン。ちょっと真ん中の方に飛んでる箇所があるようなので、取り残しがないように、少し大きく切除するそうで、形が歪む。部分切除の場合、「再建」は普通なくて、再建する場合は全摘とのこと。そうなんだ〜。そうだよね、別名「温存」だもん。温存したものを「再建」って変だもんねえ。まあ、形が変わるのは仕方ないし、別に人に見せるものでもないから、いいや。
 
 ステージは2a。
 
 センチネルリンパ節に転移があるかどうか調べるために、そこも切るので、傷は二箇所。そこが、乳がんで最初にがん細胞がたどり着くリンパ節なのだそうだ。そこに転移がなければ、腋窩リンパ節郭清はなく、それで終了。
 
 術後1週間後に診察、傷にたまった水を抜き、3週間後ぐらいに最終的な生検の結果が出るので、それを元に今後の治療計画を立てていく。まずは化学療法を3週間に1回4クルー、化学療法+HER2を3週間に1回4クルー、その後、HER2を10回(14だっかな?!)、放射線治療、ホルモン投与治療、との見込み。化学療法で半年、全部で約1年。そこまでやると、10年間の同じ箇所での再発率は3〜4%ぐらいだそうです。
 
 会計を済ませて、タクシーで帰宅して、2時ちょっと前だった。
 
 まずは手術へ一歩前進!