ハーセプチン(=化学療法)終了1年目の検査
今日は化学療法終了後1年目の検査の日だった。採血とマンモグラフィー。予約ではないので、9時ごろを目指してぼちぼち🚴♀️出発。パラパラ雪が降る中、到着して、まず採血。ガラガラで、番号を引いたらもう呼ばれていた。採血担当の方の話では、木曜日は空いている。私はいつも水曜ですごく混んでいるから、毎日そんなふうなのだろうと思っていたら、週の前半が混む、一番混むのは水曜日だそうだ。チク、ぐらいであっさり4本とり、終了。
その後、マンモへ。マンモはひさ〜しぶり。入院前にやって以来だと思う。去年は化学療法終了後にPET-CTやったからか、マンモはやらなかったなあ。受付して、15分ぐらい待ったかな? 女性の技師さんでホッとして、丁寧に対応してもらった。手術した方の胸はちょっと痛かったけど、はさみ終わって撮影はすぐ終わるので、我慢できた。10時ごろに会計して、またパラパラと雪が舞う中、帰宅。来週は結果を聞きに行く。
ところで、メモしていた日にちを間違っていたせいで、ハーセプチン終了(=化学療法全て終了)後、1年の記念日をすっかり逃してしまっていた! 3月9日だったのに😭 病院に通っていたのはもっとずっと前のような気がする。
今まではすっかり「ガン患者」であることを忘れて暮らせている。このままでまた一年過ごせると嬉しいな。一方で検査の結果、再発/転移かもとも考えるけど、不思議と怖くない。めんどくさいな〜とはちょっと思うけどね。最初の治療と同じく、先生方の提案の流れに身を任せ〜🎵だな。
パクリタキセル終了後 1年と7ヶ月 ハーセプチン終了後 262日目
またすっかりご無沙汰〜。そうこうするうちに、暖かかった秋がすぎ、12月半ばを過ぎたら、急にものすごく寒くなって、雪もどんどん降って、厳冬を迎えた。
今日は3ヶ月検診。冬になって、肌が乾燥するためか、夜、お尻から太ももにかけての皮膚が痒くて眠れないので、以前放射線科で出してもらっていた保湿剤(日本臓器 ヘパリン類似物質外用泡上スプレー)と、K先生が処方してくれたロコイド軟膏をお願いした。気前よく3本づつ! それと、安眠できないこと、以前の導入薬が全然効かないことをお話しして、違う睡眠薬を処方していただいた。ベルソムラ錠15mg。以前のは導入のみだったが、こちらは導入+継続に効き目があるそうで、まずこれを試してみて、次回報告することになった。
次回は3月、血液検査とマンモグラフィーをやる。マンモ、ひさ〜しぶりだわ〜。手術前にやって以来だ!
パクリタキセル終了後 1年と2ヶ月 ハーセプチン終了後 139日目
すっかりご無沙汰してしまった。私が読ませていただいている(元)患者さんのブログも、治療が一段落すると書き込みが稀になっていったんだけど、自分もやっぱりそうだ。それだけ、病気のことを考えずに過ごせているということだろう。
それにしても、3ヶ月検診の報告もせず、こんなに放置するなんて! 実家の両親のことや、仕事、夫のこと、その他色々あって、とても忙しく、心の余裕もない状態だったこともあるけど、放置しすぎだよね。😅 3ヶ月の電話診療では、期待していたS先生ではなく、初めてお話しする先生だった。特に気になることもなく、いつものレトロゾールを3ヶ月分、次回の9月の検診の予定を入れてもらって終了。
暑くなってきたせいか、手指の痺れがかなりなくなってきて嬉しい。ここ数ヶ月、ほとんど変化がなかったので、もうこのまま一生付き合うのかなと思っていたけど、少なくとも今は、人差し指や親指にほんのうっすらと感じる程度に改善している。また寒くなるとぶり返したりするのだろうか?! とりあえず今、よくなっていることを喜ぼう。
最近、最後まで残していたウィッグをメルカリに出品し、髪がなかった時に被っていたバンダナキャップを整理した。
ハンカチやバンダナで作ったキャップ。ヘビロテで使っていた。全部手縫いなので、解いてまたバンダナに復活。大変お世話になりました。
これはTシャツから作ったナイトキャップ。他にシルクのTシャツからも作った。
ふと思い返せば、放射線治療が終わって約1年になる。去年の今頃までは、平日毎日昼過ぎに自転車で病院に通っていた。胸にたくさんマジックのマーキングがあったっけ。1年前とは思えない、もっと前のような気がする。髪の毛なくて、爪も内出血してボロボロだった。元に戻るのかな〜と思った時もあったけど、爪はもう本当に元通り。じわっと感謝の気持ちが込み上げる。
パクリタキセル終了後 1年と3週間 ハーセプチン終了後 98から100日目!!
6月17日はハーセプチン終了後100日めだった。\(^^)/ それを祝うかのように、町の花火大会。去年の記憶が全くないんだけど、ブログを遡ってみたら、ちゃんと見ている。今年もちょっとしょぼかったな〜。不況のせいだ。株価や一部の賃金が上がって、インフレ傾向、世は好景気?なのかもしれないが、地方は疲弊が続いているようだ。地元民が結婚式や宴会でよく利用していた老舗のホテルが廃業し、テナントビルからスーパーが撤退。まだまだコロナの余波がある。
午後、散歩に行ったら、よくカワセミを見かける貯水池で、カワセミが4羽も並んでいるのを見た。普通単独でしか見ないので、びっくり! カワセミは成長になると縄張りを持って1羽で行動するらしいので、これは親と幼鳥なのだろう。遠かったので、ボケボケ。
オシドリの親子を初めて見た! 手前が母鳥。
パクリタキセル終了後 1年と2週間 ハーセプチン終了後 87から 97日目
6月10日は友人と鳥を見ながら2時間ぐらい散歩。通り雨も来たけど、爽やかなお散歩日和だった。6月11日は8キロの山道を歩くイベントに参加した。いい天気だけど、暑すぎなくて、ちょうどいいハイキング日和。楽しかった! 山菜もちょっと収穫。ヤマシャクヤクを初めてみた。
治療が一旦終わってからは、ルーティーンな毎日で、あんまり病気について書くことがないけど、考えることはそれなりにある。
その一つ。LGBTQの方がテレビで自分の経験を語っていて、「ゲイだとカミングアウトすると、『自分はゲイの知り合いがいる』という人がいるけど、『だから理解がある』と言いたいのか、何か言い訳?されているようで変な気分」というようなことを言っていた。社会的なインパクトは全然違うけど、ちょっと病気の話をする時と似ているな〜と思った。なぜかみんな一斉に「自分の親戚も・友人も・知り合いもガンで…」って言い始めるんだよね。「あなただけじゃないよ」と言いたいのかもしれないけど、その時は「だから何?」と思ったよ。「自分がガン」という人、百歩譲って、「家族がガン」という人以外のそういう反応は、壁を作られている気分になった。第3者のガンの話をされると、自分の話はなんだかできなくなる。私の方が、私のガンを理解しているはずなのに、他人のガンの話を聞いた人の方が、わかっていると言われているかのようなあの感じ。
私はどうだっただろう。身近な友人がガンになって打ち明けられたことがない。そうだったらどう反応していただろうか。なってみないとわからないことってやっぱりたくさんあるよね。想像力や経験者の話から、学びたいとは思うけど、その時の「感じ」は経験するしかない。今、病状が悪化しているカエルさんにかける言葉がないのは、その気持ちが少しはわかるから。